金鉱株上昇一休み by Zeal 前半
Gold-Stock Upleg Pauses
Adam Hamilton January 25, 2019 2732 Words
The gold miners’ stocks have slumped in January, tilting sentiment back to bearish. This sector’s strong December upward momentum was checked by gold’s own upleg stalling out. Gold investment demand growth slowed on the blistering stock-market rally. But uplegs always flow and ebb, and this young gold-stock upleg merely paused. The gold miners’ gains will likely resume soon, rekindling bullish psychology.
金鉱株は1月に低迷した、心理は弱気に傾いた。ゴールド自身の上昇が停滞しこのセクターの12月の強い上昇モメンタムも無くなった。株式ラリーに伴い、ゴールド投資需要増加も弱まった。しかし上昇には波があるものだ、上昇はまだ始まったばかりで単なる一休みだ。金鉱株上昇はすぐに再開するだろう、こうなるとまた強気心理が蘇る。
金鉱株は1月に低迷した、心理は弱気に傾いた。ゴールド自身の上昇が停滞しこのセクターの12月の強い上昇モメンタムも無くなった。株式ラリーに伴い、ゴールド投資需要増加も弱まった。しかし上昇には波があるものだ、上昇はまだ始まったばかりで単なる一休みだ。金鉱株上昇はすぐに再開するだろう、こうなるとまた強気心理が蘇る。
Most investors and analysts track the gold-mining sector with its leading ETF, the GDX VanEck Vectors Gold Miners ETF. GDX was this sector’s pioneering ETF birthed in May 2006, creating a huge first-mover advantage that is insurmountable. This week GDX’s net assets of $9.9b were an incredible 56.7x larger than the next-biggest 1x-long major-gold-miners ETF! GDX dominates this space with little competition.
ほとんどの投資家やアナリストは金鉱株セクターとしてGDXを見ている。GDXは2006年5月に始まったこのセクターの先駆者だ、圧倒的な先行利益を得ている。今週時点でGDXの時価総額は$9.9Bでなんと二番手の56.7xの時価総額となっている!このセクターでGDXに比類するものはない。
ほとんどの投資家やアナリストは金鉱株セクターとしてGDXを見ている。GDXは2006年5月に始まったこのセクターの先駆者だ、圧倒的な先行利益を得ている。今週時点でGDXの時価総額は$9.9Bでなんと二番手の56.7xの時価総額となっている!このセクターでGDXに比類するものはない。
Back in early September, the gold stocks plunged to a major 2.6-year secular low per GDX. This sector suffered a brutal forced capitulation on cascading stop-loss selling, devastating sentiment. The triggering catalyst was gold getting pounded to its own major lows in mid-August on record futures short selling. At worst GDX fell to $17.57 on close, which was down an ugly 24.4% year-to-date. Most traders fled in disgust.
9月初めを振り返ると、金鉱株はGDXでみて2.6年ぶりの安値になった。このセクターは乱暴な降伏状態となった、ストップロス売りの連鎖が起きたのだ、絶望的心理になった。キッカケはゴールド自身が8月半ばに深刻な安値になっったためだ、記録的な先物空売りによるものだった。最悪時にはGDXは終値で$17.57まで下落した、これはYTDでなんと24.4%者下落だった。ほとんどのトレーダーは逃げ出した。
9月初めを振り返ると、金鉱株はGDXでみて2.6年ぶりの安値になった。このセクターは乱暴な降伏状態となった、ストップロス売りの連鎖が起きたのだ、絶望的心理になった。キッカケはゴールド自身が8月半ばに深刻な安値になっったためだ、記録的な先物空売りによるものだった。最悪時にはGDXは終値で$17.57まで下落した、これはYTDでなんと24.4%者下落だった。ほとんどのトレーダーは逃げ出した。
But major new uplegs are born in peak despair, and that was it. The gold stocks started recovering out of those fundamentally-absurd levels, gradually carving a solid upleg. By early January GDX had rallied 22.3% higher in 3.7 months, fueling more-optimistic sector sentiment. Plenty of speculators and investors including me were comparing 2019’s setup for gold stocks to the first half of 2016, a wildly-lucrative stretch.
しかし新たな上昇というのは絶望の底から生まれる、まさにそのとおりだった。このファンダメンタルズからすると馬鹿げたレベルから金鉱株は回復を始め、徐々に確実な上昇となった。1月初めまでにはGDXは3.7か月をかけて22.3%上昇した、これがこのセクターの心理をより楽観的にした。私を含めて多くの投機筋投資家は2019の金鉱株の状況を2016前半と比べている、とても大きな上昇だ。
しかし新たな上昇というのは絶望の底から生まれる、まさにそのとおりだった。このファンダメンタルズからすると馬鹿げたレベルから金鉱株は回復を始め、徐々に確実な上昇となった。1月初めまでにはGDXは3.7か月をかけて22.3%上昇した、これがこのセクターの心理をより楽観的にした。私を含めて多くの投機筋投資家は2019の金鉱株の状況を2016前半と比べている、とても大きな上昇だ。
That was just after today’s gold bull ignited, and its maiden upleg surged 29.9% higher in just 6.7 months. Such gold strength ignited a flood of capital into the gold miners, catapulting GDX an enormous 151.2% higher in essentially that same span! This year when GDX’s latest closing upleg high of $21.48 was achieved on January 3rd, traders were salivating at the prospects of another mighty H1’16-like gold-stock upleg.
当時は今回のゴールドブル相場が始まった直後だった、この最初の上昇はわずか6.7か月で29.9%にもなるものだった。このようなゴールド上昇で金鉱株に資金が殺到した、その結果同じ期間にGDXを151.2%も跳ね上げた!今年のGDX終値高値は$21.48であり1月3日のことだった、トレーダーは2016H1の再来ではないかと涎をながした。
当時は今回のゴールドブル相場が始まった直後だった、この最初の上昇はわずか6.7か月で29.9%にもなるものだった。このようなゴールド上昇で金鉱株に資金が殺到した、その結果同じ期間にGDXを151.2%も跳ね上げた!今年のGDX終値高値は$21.48であり1月3日のことだった、トレーダーは2016H1の再来ではないかと涎をながした。
But instead of powering higher, the gold stocks stalled and started drifting lower. By last Friday the 18th, GDX had slumped 5.4% over a couple of weeks or so to $20.31. That really discouraged the gold-stock traders, torpedoing the nascent bullishness driven by GDX’s powerful 10.5% December rally. I’ve been getting lots of e-mails from discouraged traders moping, and often convinced this gold-stock upleg fizzled.
しかしさらなる上昇ではなく、金鉱株は停滞し徐々に下落した。18日先週金曜には、GDXは二週で5.4%下落し、$20.31まで下落した。これはたしかに金鉱株トレーダーを失望させた、GDXの12月の10.5%の上昇による強気の始まりをくじいた。私は失望したトレーダーから多量のメールを受け取った、そしてその多くはこの金鉱株上昇は勢いをなくしたことを確信するものだ。
しかしさらなる上昇ではなく、金鉱株は停滞し徐々に下落した。18日先週金曜には、GDXは二週で5.4%下落し、$20.31まで下落した。これはたしかに金鉱株トレーダーを失望させた、GDXの12月の10.5%の上昇による強気の始まりをくじいた。私は失望したトレーダーから多量のメールを受け取った、そしてその多くはこの金鉱株上昇は勢いをなくしたことを確信するものだ。
Sentiment has really deteriorated in recent weeks as gold-stock prices retreated. One manifestation of this resurgent bearishness is apparent in how individual gold miners’ stocks are reacting to company-specific news. Early in new quarters, many gold miners report their prior quarter’s production. And early in new years, plenty also give guidance for new full-year production. Traders are selling hard on this news.
金鉱株後退によりここ数週の心理は確かに悪化した。この急激な弱気を示す一例は明らかに個別金鉱株が企業特有のニュースにどう反応するかでも解る。新四半期を迎え、多くの金鉱会社は前四半期の生産量を開示した。新年の初めに、多くの銘柄は通年生産量ガイダンスを出した。トレーダーはこのニュースで積極的に売り込んでいる。
金鉱株後退によりここ数週の心理は確かに悪化した。この急激な弱気を示す一例は明らかに個別金鉱株が企業特有のニュースにどう反応するかでも解る。新四半期を迎え、多くの金鉱会社は前四半期の生産量を開示した。新年の初めに、多くの銘柄は通年生産量ガイダンスを出した。トレーダーはこのニュースで積極的に売り込んでいる。
Even though these production reports and outlooks have generally been flat to good, they are being used as excuses to sell. When traders wax bearish, all news is considered bad. So when pessimism reigns early in new quarters, it’s not unusual to see traders flee. Conversely when gold stocks are rallying nicely early in new quarters, this news is typically bought. Gold stocks’ reaction to news is a sentiment indicator.
これらの生産報告見通しが変わらずであっても、売却の理由にされた。トレーダーの弱気が染み付き、どのニュースも悪く取られる。というわけで新四半期の始まりに悲観論が強く、トレーダーが逃げ出すのももっともだ。逆に、金鉱株が新四半期で良好に上昇していると、これらのニュースは買いの理由となる。ニュースに対する金鉱株の反応は心理指標となる。
これらの生産報告見通しが変わらずであっても、売却の理由にされた。トレーダーの弱気が染み付き、どのニュースも悪く取られる。というわけで新四半期の始まりに悲観論が強く、トレーダーが逃げ出すのももっともだ。逆に、金鉱株が新四半期で良好に上昇していると、これらのニュースは買いの理由となる。ニュースに対する金鉱株の反応は心理指標となる。
Interestingly selling on full-year production guidance is usually a poor decision. Gold-miner managers try to maximize their compensation which is heavily driven by their stock’s price. So they tend to lowball their production estimates early in new years, leaving room to beat them later in those years. Then when they exceed their own expectations, their stocks catch strong bids into year-ends maximizing their personal earnings.
面白いことだが、通年生産ガイダンスによる売りはたいていまずい判断だ。金鉱会社のマネジャーは自らの報酬を最大化しようとする、報酬は株価に大きく依存している。そのため彼らは年初には生産予想を低めにする、年後半でこの予想を超える余地を大きくするのだ。こうして自らの予想を上回ると、彼らの株価は年末に向けて強い買いを引き起こし、彼らの個人報酬を最大化する。
面白いことだが、通年生産ガイダンスによる売りはたいていまずい判断だ。金鉱会社のマネジャーは自らの報酬を最大化しようとする、報酬は株価に大きく依存している。そのため彼らは年初には生産予想を低めにする、年後半でこの予想を超える余地を大きくするのだ。こうして自らの予想を上回ると、彼らの株価は年末に向けて強い買いを引き起こし、彼らの個人報酬を最大化する。
Plenty of traders have written me worrying that January 2019 is nothing like January 2016, arguing that a major new gold-stock upleg isn’t underway. They are dead wrong, everyone forgets the gold stocks also fell in much of that pivotal month. In the first couple weeks of January 2016, GDX actually dropped 9.1% despite a parallel 2.5% gold surge! Then like now, emotional gold-stock traders were irrationally scared.
2019年1付きは2016年1月とは全く異なると、私にメールを送るトレーだがたくさんいる、大きな金鉱株上昇は起こらないじゃないかと。彼らは全く間違っている、皆が忘れているが、金鉱株は転換月を迎えたことを。2016年1月の最初の二週にGDXは実際9.1%も下落した、一方でゴールドは2.5%も上昇下にもかかわらずだ!これは今とよく似ている、感情的な金鉱株投資家は見境なく恐れてしまった。
2019年1付きは2016年1月とは全く異なると、私にメールを送るトレーだがたくさんいる、大きな金鉱株上昇は起こらないじゃないかと。彼らは全く間違っている、皆が忘れているが、金鉱株は転換月を迎えたことを。2016年1月の最初の二週にGDXは実際9.1%も下落した、一方でゴールドは2.5%も上昇下にもかかわらずだ!これは今とよく似ている、感情的な金鉱株投資家は見境なく恐れてしまった。
That monster H1’16 gold-stock upleg didn’t start until January 20th that year, which was that month’s 12th trading day. That was after most of the post-quarter and new-year news releases. This year’s slump is actually better, not worse. GDX was only down 3.7% month-to-date on this month’s 13th trading day, on gold’s slight 0.1% drift lower over that span. Early-year weakness doesn’t preclude major uplegs brewing!
2016H1の巨大な金鉱株上昇はあの年の1月20日まで起きなかった、この月の12営業日だった。これは多くの前四半期や新年ニュースがリリースされたあとだった。今年の下落は実際それほどでもない、悪くないものだ。今月の13営業日で、GDXの下落はMTDで3.7%でしかない、この期間のゴールド下落は0.1%でしかなかった。年初の弱さは大きな上昇を不可能にするものではない!
2016H1の巨大な金鉱株上昇はあの年の1月20日まで起きなかった、この月の12営業日だった。これは多くの前四半期や新年ニュースがリリースされたあとだった。今年の下落は実際それほどでもない、悪くないものだ。今月の13営業日で、GDXの下落はMTDで3.7%でしかない、この期間のゴールド下落は0.1%でしかなかった。年初の弱さは大きな上昇を不可能にするものではない!
While most traders want to assume otherwise, gold stocks’ young upleg remains very much alive and well. This chart is updated from my essay several weeks ago heralding GDX’s major upside triple breakout, a super-bullish technical event. While GDX did slump in recent weeks after achieving that, its upleg is still rock-solid. All uplegs meander higher in fits and starts, taking two steps forward before one step back.
多くのトレーダーはそう思っていないが、金鉱株の若い上昇はまだ十分に生き残っている。このチャートは数週前に示したGDXの三重上昇ブレークアウトを改定したものだ、テクニカル的には超強気なものだ。GDXはこのブレークアウト後ここ数週低迷していたが、この上昇はまだ岩のように確実なものだ。どういう上昇も間欠的なものだ、二歩進んで一歩下がるという具合だ。
多くのトレーダーはそう思っていないが、金鉱株の若い上昇はまだ十分に生き残っている。このチャートは数週前に示したGDXの三重上昇ブレークアウトを改定したものだ、テクニカル的には超強気なものだ。GDXはこのブレークアウト後ここ数週低迷していたが、この上昇はまだ岩のように確実なものだ。どういう上昇も間欠的なものだ、二歩進んで一歩下がるという具合だ。