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7月, 2020の投稿を表示しています

ゴールドは新高値、そしてさらに上昇する

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Mish: Gold Hits New Record High And There's More To Come by  Tyler Durden Mon, 07/27/2020 - 10:10 Twitter Facebook Reddit Email Print Authored by Mike Shedlock via MishTalk, Gold futures just touched $1928 taking out the Intraday high of $1923.70 in 2011. ゴールド先物が$1928になり、2011年の日中高値$1923.70を超えた。 11-Week Run  11週連続上昇 Gold is on a huge 11-week run. The last time gold did that was at the 2011 high.  ゴールドはなんと11週連続で上昇だ。前回の新高値は2011年のことだった。 Is a pullback in order? A Gold COT chart says otherwise. 通常の引き戻しが待ち構えているだろうか? ゴールドのCoTチャートを見るとそうでもなさそうだ。 Gold COT Chart ゴールドCoTチャート Understanding Futures 先物市場を読み解く In the futures world there is a short for every long. 先物市場ではどのロングにもショートが対応している。 The first horizontal box has Large Specs, Small Specs, and Commercials. This is It's  Old COT  reporting.  この図の下部、最初の横長い箱に示すのは Large Specs、Small Specs、そしてCommercialsのポジションだ。このチャートは従来からのCoT報告スタイルだ。 The second bo

2001からの長期的ブル相場におけるゴールド価格の変動

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前回のゴールドブル相場は2001から2011年までと10年も続くものでした。このときは200DMAが下値サポートとなっていました。今簡単に手に入るデータで見るとゴールド価格の変動は近年に比べると大きなものでした。これからゴールドが長期ブル相場入りするとなると現在の200DMAからの乖離はまだ序の口かもしれません。 しかし現在に比べて変動が大きかった理由をあえて探すなら、2000年代はゴールドETFが現在ほどに普及しておらず、先物市場の影響力が現在よりも強いものでした。先物市場は証拠金取引であり20xとか30xのレバレッジがかかるためにトレーダーの視点が短期的で値動きが荒くなります。もしかするとこのために当時は値動きが荒く、現在はゴールドETFの影響力が大きいために変動が穏やかなのかもしれません。 みなさんはどう思います?

2008年当時を振り返る、GDX,ゴールド、そしてS&P500

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2008年当時がいまと状況が似ているかどうか?これは人によって見立てが違います。とは言いながら2008年当時を振り返ってみましょう。 2007年後半にS&P500の天井感があり、投資家はゴールドへのポートフォリオ分散を思い出しました。資金が流入することで2008年1月にはゴールドは当時の高値$1000となりました。ところがS&P500の下落が本格化するとポートフォリオ分散などと気取った事を言えず現金化できるアセットはすべて現金化してしまい、ゴールドも売られました。こうなると金鉱株はゴールド変化をレバレッジするために更に大きく下落しました。その後ゴールドが底を打つとそれに応じて金鉱株も買われるようになり、その後のS&P500の回復と同時にゴールド金鉱株共に買われました。 この状況はQE3開始まで続きました。投資家はまだゴールドへのポートフォリオ分散の記憶が強かったのです。 ただ、QE3はQE1,2とことなりオープンエンド型のQEでした。事前に規模も期間も決めず、FEDは必要に応じてQEを強化すると宣言したのです。こうなると投資家は株式市場を支える太鼓判が押されたと感じもうゴールドへの規律あるポートフォリオ分散など放棄しました。これが2015年末まで続いたのです。 2015年秋にFEDがQEテーパリングを宣言し、年末から開始しました。2015年夏の人民元切り下げをキッカケにした米国株のフラッシュ・クラッシュの記憶と、2016年営業初日の上海市場でのサーキットブレーカー発動を見て再度ゴールドが見直されるようになりました。 というのが私が解釈する「歴史」です。歴史の解釈は人によって異なります、皆さんはどう解釈しているでしょうか? 将来を見通す参考になったでしょうか?

先物投機筋ポジション確認

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最近ゴールド価格が過去最高に迫っている。現在の先物投機筋のポジションを確認してみよう。 図にはゴールドETF、GLDとIAUの現物保持料を100オンス換算して先物枚数と比較できるように示している。ゴールドETFの現物保持高の増加は昨年夏から継続しており、衰えが見えない。すでに保持高は過去最高を超えており、この増加速度は過去15年を振り返ってもとても早いものだ。株式トレーダーのゴールド需要の強さがわかる。 2011年夏のゴールド最高値当時と比べてもその増加速度が顕著だ。2011年夏の高値はゴールドETFではなく先物主導であったことがよく分かる。 では、現在の先物投機筋のロングポジションにまだ伸び余地があるだろうか?2016年夏とか2019年夏には先物投機筋ロングポジションが400K枚程度で限界を迎え反転している。現在もそのレベルだ。しかし今年2,3月を見ると先物投機筋のポジションはもっと大きくなっており、この比較においてはまだまだ伸びる余地がありそうだ。 市場の熱気を示すOpen Interestも先物投機筋ロングポジションと同様の様相だ。2016年夏とか2019年夏と同じレベル600K枚近くに達している。ただし今年始めには800K枚と極端に多かった。 ところがゴールド先物市場の証拠金はこの数ヶ月急激に増えている。 昨年暮れまでは先物1枚の証拠金が$4,500だったものが最近では$$9,150になっている。大雑把に見て倍だ。手元資金が同じで証拠金が倍になると取れるポジションは半分になるのが道理だ。ただし先物投機筋の手元資金が昨年末と同じかどうかがよくわからない。景気後退入りしたにも関わらず株式市場は回復を続けている。FEDが急速にQEを拡大したためだ。先物投機筋にもその資金が流入しているはずだがその目安がわからない。 というわけで、今後ゴールド価格がどうなると皆さんは思います? 一方、資金流入を見ずに、単にゴールド価格(GLDで代行)を200日移動平均と比べるとこういう具合だ。過去5年の範囲で見て買われ過ぎであることに違いはない。ただしだからといって急落が迫っていると見るのも良くないだろう。 ゴールド価格は過去最高値に迫り、金融雑誌でたくさん取り上げられるようにな

FEDはQEの罠に陥っている、再び金利を上昇することはできない。

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The Fed Is Trapped In QE As Interest Rates Can't Rise Ever Again by  Tyler Durden Mon, 07/13/2020 - 10:37 Authored by Lance Roberts via RealInvestmentAdvice.com, Since the onset of the pandemic, the Fed has entered into the most aggressive monetary campaign. Its goal was to bolster asset markets to restore confidence in the financial system. However, the trap is the Fed is in a position where they can never stop QE as interest rates can’t rise ever again. パンデミックの始まり依頼、FEDは積極的に金融政策を推進してきた。その目的は金融システムの信頼回復のために株式市場をささえることだった。しかしながら、FEDが陥った罠とは、再び金利を上げることができないためにQEをやめることが決してできないということだ。 As we  discussed previously , Jeremy Siegel already declared the end to the 40-year bond bull market. RealInvestAdviceは以前にも議論した、Jeremy Sigelがすでにこれまで40年に渡る債権ブル相場は終わりを告げたと言う。 “History has shown that this liquidity has to come out somewhere, and we’re not going to get a free lunch out of this. I think ultimately, it’s going to be the bondholder that’s going to suffer. That