武漢以外の中国ではほぼ収束

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医療破綻が生じた武漢市でも新規確認患者は一日200人を切り、収束傾向だ
武漢以外の湖北省ではほぼ収束と見てよいだろう。

湖北省以外の患者数上位6位までの省の新規患者を見るとこれはほぼ収束だろう。
中国、韓国、イタリア、イラン、日本の新規患者推移はこういう具合だ。

日本では武漢のような医療破綻を起こさないことを祈っている。

テレビではWHOのデータ分析を示し、武漢肺炎の致死率が湖北省中国以外でも0.7%であり、季節性インフルエンザの致死率0.1%よりも高いと恐怖を煽る。しかしこのデータ解釈には注意が必要だ。武漢肺炎に関しては、中国では(韓国、日本でも)無症状・軽症の感染者は把握されていない、確定患者を母数としている。一方でインフルエンザに関しては推定患者を母数として致死率を算出している。武漢肺炎に関しては母数が一桁二桁増えても何らおかしくない。この数字をそのまま比較して武漢肺炎が恐ろしいというのはあまりに無責任だ。

今後は米国での動向がどうなるかだが、米国インフルエンザ患者発生は収束に向かっているように見える。
https://www.cdc.gov/flu/weekly/index.htm
いま米国では検査能力を急増させており、当初は検査能力に応じて武漢肺炎の確定患者が急速に増えるだろうが、市民の意識の高まりで手洗いや集会縮小が進みインフルエンザと同様に、米国武漢肺炎も中国同様の収束となることを期待したい。

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