ゴールド先物投機筋ポジション、GLD現物保持高、確認


Amazonで買物をしてContrarianJを応援しよう

2019年6月18日(火)閉場までのCoT報告が最新のものだ。GLD終値は6月25日(
火)最新値までを重ねて示している。

投機筋SHORTポジションに関しては、ここ数年の変動範囲では下限に近い。そのためここからショートカバーが生じるとは思えない。一方投機筋LONGに関してはこれまで何度か挑戦したGLD128の抵抗レベルブレークアウト挑戦時に比べるとまだ低位で、さらなる買い増しが期待される。

一方このチャートにGLD保持高を重ねるとこういう具合だ:

6月21日(金)にGLD現物保持高が急増している。ということはスポットゴールド価格の上昇速度よりもGLD株を買います速度のほうが速かったということだ。数値で見るとこうなる。

6月20日(木)までの5日間は764.1トンで変わらなかったのが、21日(金)に799.03と一日で35トンも増えている。

確かにこの日GLDへの資金流入はとても大きかった。
https://www.etf.com/etfanalytics/etf-fund-flows-tool
ただし、24日(月)の資金流入はプラスではあるが、21日(金)ほどではない。

一方、GDXJからの資金流出はとても小さくなったが、まだ反転流入にはなっていない。
https://www.etf.com/etfanalytics/etf-fund-flows-tool


今後S&P500のような一般株式の下落が続くと、GLD株への資金流入が期待できる。


人気記事

中国は5月に139トン輸入していた。

ゴールドは新高値、そしてさらに上昇する

インフレは収まっていない。

どのトレーダも「自らのモニターにコピー」しておくべき一枚のチャート

中国人民銀行のゴールド買いは止まったのか?