選挙で思うこと

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選挙直前になって年金が話題になった。野党は年金ではささやかな趣味娯楽も楽しめないのかとまるで勝ち誇ったようにNHKニュースでまくしたてる。でも年金だけで十分な生活のできる国が本当にあるのだろうか?ある程度の規模の国で長期間に渡りそういう十分な福祉を提供できる国が本当にあるのだろうか?ある程度の年齢の人は昔学校で、欧州には揺りかごから墓場まで、という福祉が充実した国があると、教科書で習ったので頭に染み込んでいる。選挙はさておき主要国の年金負担と支払額の本当のことを知りたい。こういうことこそ大手新聞がFACTとして我々に伝えてくれないかと切に願う。と思い少しネットを検索してみるとこういうページがあった。
https://matome.naver.jp/odai/2137710890625614501

これをみると日本の高齢者の年金支給額は米、英、独、仏、スエーデン、スイス等に比べてかなり高い。この世界的に見て高い給付水準でもまだ不足だと野党はまくしたてる。比較が正しいのかどうか私には判断できない。これこそ各国に支局のある新聞社がFACTを伝えてくれないものかと切望する。



もう一つ選挙になると、戦闘機を一機買うより福祉をというようなことを言う候補者を散見する。でも国防をどう考えているのだろう。はっきり言って日本の国防費はGDP比でいうと主要国で最低レベル1%弱だ。
http://www.garbagenews.net/archives/2258794.html

近隣諸国でいうと、韓国、ロシア、中国と日本よりずっと多い。自国を自ら守ることこそ主権国の第一歩ではないかと私は思う。せめて近隣国並みには防衛費を投じてほしい。

また、憲法関連で良く「専守防衛」というきれいな言葉が使われるが、これは言い換えると「本土決戦」に私には聞こえる。元寇の時代ならいざしらず、あの第二次大戦のときのB29からの焼夷弾の投下でさえどうやって「専守防衛」するというのか?日本は高射砲も届かない戦闘機もあの高度に到達できなかった。今はあの北の国からはボタンを押した15分後には核ミサイルが届いてしまう。「専守防衛」とお題目のように唱える人は戦争の技術革新をどう捉えているのだろう?

選挙の時期になるといつも同じことを思う。
ただ、このブログのいつものテーマとは異なるのでちょっと気が引ける。

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