中国は今後どれくらいゴールドを買うのだろう?

 中国は2022,2023と年間1000トンのゴールドを買っています。今年2024Q1も250トン程度購入しているので、まだペースは衰えていません。その一方で米国債を売却、実際には積極的な売却ではなく満期になった米国債を買い替えせずに同等のゴールドを輸入しています。

ではこの米国債売却ゴールド買いの政策を維持するとするならば今後どの程度のゴールド購入が予想されるでしょう。現在、米国債を$900B程度保有しているので、年間1000トン程度の購入ならまだ10年はゴールドを買い続けられます。

年間$80B程度のゴールドを輸入しています。かつてはゴールドが高いときに輸入を控え、安くなると輸入を増やしていました。しかし2020年ころから政策が変わり、とにかく買うという方針のようです。



1g=        ¥13,000-             $80-

1kg=       ¥1,300万円        $80k

1トン=        ¥130億        $80M

1000トン=    ¥13兆        $80B

https://www.gainesvillecoins.com/blog/pboc-secretly-bought-record-735-tons-of-gold-2023

かつてはゴールド価格が高いときには輸入せず、安くなると輸入してきました。ところが2022年ころから方針が変わったようです。下の紫の棒グラフでは価格が上昇したにもかかわらず輸入が増えています。












人気記事

昨日のCPI、FOMCを経て今日は下落基調

インフレは収まっていない。

中央銀行の準備金をみるとすでにゴールドがユーロを超えている。

PPI下落でもゴールド下落は止まらず

ゴールドはどこまで下がるか?