先物投機筋ポジション確認

2020年7月28日時点でのCoT報告書が開示された。
7月28日というとゴールド価格急上昇最中だが投機筋のロングポジションが27K枚も減っている、しかも投機筋ショートポジションが2K枚増えている。先物投機筋は売っていたのだ。OpenInterstも前週よりも減っている。図でもわかるがゴールド急騰を支えていたのはゴールドETFだった。

今後短期的に先物投機筋はロングを増やすと思いますか?それとも減らすと思います?どうでしょうね。

ゴールド価格の変化を見るとあまりに急上昇で200DMAからの乖離が大きい。2000年代と同様の長期ブル相場をこれから迎えるにしても一旦スピード調整が必要だろう。このスピード調整で市場参加者の心理バランスを回復させるのだ。過剰な強欲を解消するわけだ。


今年Q3末かQ4初めにゴールド価格が$1840−$1900の範囲の谷を迎えて再度上昇軌道に乗るというのが妥当なところだろう。


ゴールド同様にGDXJも200DMAを下値抵抗線とした長期ブル相場が続くとすると、今年Q3末かQ4初めに50を切って再度上昇軌道に乗るのが妥当に見える。

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