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インフレは収まっていない。
現在のCPI推移をみるとFEDの言う2%目標に収まりそうにはありません。実際現在の金利政策はまだ緩和的で、政府の大判振る舞いもあり、M2はコロナ騒動以前のトレンドを大きく超えたまま漸増し始めています。大統領選挙もあり、パウエルは今後利上げはないと言明しており、利下げ期待が高まっています。 In Gold We Trust 2024(20ページ目)では1970年代のインフレ推移と現在2024年のインフレ推移を重ね、もっと大きなインフレがこれから来そうだと示唆しています。 https://ingoldwetrust.report/in-gold-we-trust-report/?lang=en 当時は数年間でゴールド価格は7倍になりました。直近のCPIのピーク値と比べると、今回は次のピーク、今後数年、でゴールドが5倍程度になることが期待されます。 ミシガン大学の調査ではインフレがFED目標の2%に落ち着くと期待されず、最近では期待値が増え始めています。
底は近い、と思う。
CoT報告の先物Open Interestがかなり下落し 436K枚になった、3月の上昇前と同程度だ。過去の例を見ると、Open Interestがここまで下がるとゴールド反転することが多い。 https://www.tradingview.com/x/Ev5uBis3/ トレンド追従型で相場を先導するManaged Moneyのネットポジションは152K枚と結構な量で強気だだが、買われすぎというほどではない。過去の上昇相場ではもっと買い込まれたこともある。 CoTは火曜日のデータだが、Open Interestは金曜にすでに反転し始めているようにも見える。 https://www.cmegroup.com/markets/metals/precious/gold.volume.html 現在の先物オプションを見ると、$2300に大きなPut Optionがあり、満期まであと10日なので、これがかなりな圧力になり、下支えをしていると思う。Max Pain Strike Priceは$2320まで増えている。 https://www.cmegroup.com/tools-information/quikstrike/options-open-interest-profile-metals.html 来月のオプションを見ると、Call優勢で、$2450に大きなCallがある。 $2500程度まで上昇してほしいが、そのためには新たな買い手が必要だ。各国中央銀行、中国、ベトナムの民間買い手に加え、ゴールドETFの買いに期待したい。GLDの現物ゴールドの下落は止まったように見えるが、この反転上昇が必要だ。 https://x.com/JanGold_/status/1801273425312285012 金曜にゴールド価格は多少持ち直したが、トレーダーの心理は悪いままで、金鉱株に反応はない。やはり先々週の中国人民銀行ニュースが強烈だった。GLDが買い込まれれば株式トレーダーなので金鉱株への見直しも進むと思う。
地球温暖化論のデタラメを図解
Global Warming Fraud Exposed In Pictures by Tyler Durden Tue, 10/01/2019 - 12:25 Authored by Mike Shedlock via MishTalk, Climate change alarmists have convinced the public something must be done now. The reports are easily debunked as fraud ... 気候変動主張者たちは今行動を実行せねばと確信している。その手の報告書はでたらめだということが簡単に解る・・・・ My Gift To Climate Alarmists 気候変動活動家への贈り物 Tony Heller does an amazing job of showing how the fraud takes place in his video entitled My Gift To Climate Alarmists. Tony Heller は素晴らしい仕事をした、このビデオを見ると彼らの主張が如何にでたらめかということがよく分かる、そのタイトルは My Gift To Climate Alarmists。 The video is only 12.51 minutes long. このビデオはわずか12.51分しかない。(訳注:画像・動画がいっぱいで英語がわからなくても理解できる) Cherry Picking 例を上げると Heatwaves increasing since 1960 熱波発生は1960年以降増えているという Arctic ice declining since 1979 北極海氷は1979年以来減っているという Wildfires increa...
毎日更新 投資心理 先物ポジション
Amazonで買物をしてContrarianJを応援しよう 投資で大切なのは売りにしろ買いにしろ規律ある行動です。これが実際にはとても難しい。 すぐに飛びつかないことです。 相場の底や天井を事前に正確に予知することはできません。我々ができそうなのは、底を挟んで分散して買うことと、天井を挟んで分散して売ることです。購入する際は一回の発注を自己運用資産の1/100から1/1000にすることです。GTC(Good Till Cancel)を利用すると週末投資家も頻繁に相場を確認する必要がありません。売却時にはSell Stop を利用する方法もありますが、2016年8月のようなFlash Clashに遭遇すると酷いことになります。逆に思い切り安値にGTCを設定しておくと思わぬバーゲンセールに遭遇することもあります。Trailing Stop Limitを利用するとFlash Clashを回避できるかもしれません。 https://www.interactivebrokers.co.jp/jp/index.php?f=4318 週末投資家がFlash Clashを体験するのはとても希なことですが、そのときどうなるか理解するに越したことはありません。 金鉱株の株価を動かす主要因はゴールド価格です。原油価格が大きく変化しない限り、金鉱会社の産金コストはそれほど変動しません。そのためゴールド価格の変動をレバレッジして企業収益が変わり、この企業収益がやがて株価に反映されます。 ■ ゴールド市場として主なものは、先物市場、ETF市場,そして現物市場があります。 先物市場:市場規模としてはこれが一番大きなものです。証拠金取引ですので、取引額と同量の現物が動くわけではありませんがとても大きなものです。たとえば2016年夏にはOpen Interestが650K枚ほどありました。先物一枚は100オンスですので、これは2000トンのゴールドに相当します。また証拠金取引のレバレッジ率はとても大きく、20−30倍あります。レバレッジ率が30倍とすると相場が意図した方向と逆に3%動くと全資産をなくしてしまいます。そのため先物市場参加者は超短期視点で売買します。また損失を限定するためにSell Stop設定をすること...