2001からの長期的ブル相場におけるゴールド価格の変動

前回のゴールドブル相場は2001から2011年までと10年も続くものでした。このときは200DMAが下値サポートとなっていました。今簡単に手に入るデータで見るとゴールド価格の変動は近年に比べると大きなものでした。これからゴールドが長期ブル相場入りするとなると現在の200DMAからの乖離はまだ序の口かもしれません。


しかし現在に比べて変動が大きかった理由をあえて探すなら、2000年代はゴールドETFが現在ほどに普及しておらず、先物市場の影響力が現在よりも強いものでした。先物市場は証拠金取引であり20xとか30xのレバレッジがかかるためにトレーダーの視点が短期的で値動きが荒くなります。もしかするとこのために当時は値動きが荒く、現在はゴールドETFの影響力が大きいために変動が穏やかなのかもしれません。

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